2025年度講座 ジェンダー問題講座
2025年度ジェンダー問題講座
天皇制と性差別
日本国憲法は、「性別」による「差別」を禁止するとともに、家族制度が「個人の尊厳と両性の本質的平等」に立脚すべきことを宣言しています。ところが、その憲法が「日本国の象徴」であると定める天皇は、女性差別と家父長制の体系である皇室制度によって支えられています。
このような矛盾を前にして、これまでの憲法学は、天皇制を憲法の「飛び地」と捉えることで、事実上、皇室における女性差別を容認してきました。それに対し、「性差別を国の象徴にすることはできない」と説いた水田珠枝氏の告発は、そのような憲法学のあり方を根本的に問い直すものであったと言えるでしょう。
そこで、本講座では、水田氏の所説などを手がかりとしつつ、「天皇制と性差別」という古くも新しい問題について、考えてみたいと思います。
日 時 2026年2月14日(土)13:20~15:40
講 師 西村裕一さん(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
会 場 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)2Fレクチャールーム
定 員 30名 (先着順)
参 加 費 無料
プログラム 13:00 受付開始
13:20 あいさつ
13:30 講 演
15:00 休 憩
15:10 ディスカッション
15:40 終了
申込方法 2月10日(火)までに、インターネット又はFAXでお申し込みください。(申込書ダウンロード)
お申し込み後、定員内の場合は特にご連絡いたしません。当日、会場へお越しください。
事前の申し込みなしではご参加いただけません。
主 催 公益財団法人 東海ジェンダー研究所
後 援 名古屋大学 ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)
(問合せ・申込先)
〒460-0022 名古屋市中区金山1-9-19 ミズノビル6F
公益財団法人 東海ジェンダー研究所事務局
TEL:052-324-6591 FAX:052-324-6592
E-mail:info@libra.or.jp URL: https://www.libra.or.jp/
チラシ・申込書 (ダウンロード)

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