事業計画
2024年度事業計画
(2024年4月1日から2025年3月31日まで)
1 ジェンダー問題に関する調査・研究
第2期プロジェクト研究会(2018年度~2020年度)の研究成果として、2022年度に『ジェンダー研
究が拓く知の地平』を出版した。引き続き第3期プロジェクト研究会に向けて研究テーマ等を検討する。
2 ジェンダー問題に関する研究への助成
(1) 個人研究助成
若手研究者を対象に、ジェンダー問題に関する研究計画を公募する。
研究テーマは、従来通り「自由論題」で募集する。
・募集期間 2024年4月15日~5月末日
・募集人数 若干名
・個人研究助成審査委員会を開催し、受託者を決定する。
・受託者には、①翌年度の個人助成受託者報告会への参加 ②所定の期日までに研究報告書の提出
を義務づける。研究論文は年報『ジェンダー研究』に投稿することが望ましい。
(2) 団体研究助成
団体を対象にジェンダー問題に関する研究計画を公募する。
募集は単年度ごとに行い、分野を問わない。
・募集期間 2024年4月15日~5月末日
・募集団体 若干団体
・団体研究助成審査委員会を開催し、受託団体を決定する。
・助成を受けた団体には、所定の期日までに①研究活動報告②収支決算実績報告書の提出を義務
づける。
3 ジェンダー問題に関するシンポジウム、フォーラム等の開催
(1)ジェンダー問題に関する国際講演会を開催する。
(2)個人助成受託者報告会を開催する。
(3)海外調査派遣報告会を開催する。
(4)賛助会員の交流の場として、「賛助会員のつどい」を公開して開催する。
4 ジェンダー問題に関する年報、ニューズレター及び書籍の発行・出版
(1) 年報『ジェンダー研究』第27号を発行する。
構成は、依頼論文・公募論文などとする。
(2) 東海ジェンダー研究所の広報紙としてニューズレター『LIBRA』を位置付け、年3回発行する。
5 ジェンダー問題に関する資料・文献の収集と情報提供
(1)研究図書・ジェンダー問題研究推進に必要な図書等の購入、寄贈図書の受入及び資料の整理
(2)研究動向・研究情報ニュースの収集(関係諸機関との提携等による)
6 セミナー室の貸出
ジェンダー問題に関する研究会・研修会の利便に資するため、登録団体にセミナー室を貸し出す。
7 共催、後援及び他団体との連携
(1)名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)の運営と発展に、GRL運営小委員会等の
メンバーとして関与する。
また、東海ジェンダー研究所借用のGRL会議室をジェンダー問題に関する研究会等に利用する。
(2) 他団体から申し出があれば、検討の上、共催事業の開催や事業の後援を行う。
(3) (公財)あいち男女共同参画財団との連携を図るため、理事会及び「あいち女性連携フォーラム」
に参加する。
(4) 「名古屋市男女平等参画推進会議」(イコールなごや)に参加する。
8 ジェンダー問題に関する意識の啓発・普及を増進させるための内外の機関又は団体への援助
名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリへ2024年度分の運営資金を寄附するとともに、図
書・資料の寄贈を継続して行う。